♪~　永井裕子新曲発売

飛鳥川は、周囲を小高い山に囲まれた奈良盆地の飛鳥の中心部を横切り藤原京、大和三山の間を北流し
大和川に至り全長24キロの旅を終えます。
「世の中は　何か常なる　明日香川
　　　きのふの淵ぞ　けふは瀬になる」　古今和歌集　よみ人知らず この世の中はいったい何をもって不変のものとなしえようか。
　明日という名を持つ明日香川も、昨日深い淵であったところが
今日は浅い瀬になるのだから
明日香川とも綴り、明日を掛け昨日、今日、明日の有為転変、人生の無常を述べた歌とされています。
神聖な禊(みそぎ)の川として崇められ、人々の日常生活に密着して多くの恵みをもたらしました。
また周辺の美しい景観は人々に親しまれ、24首が万葉集にも残されています。


この「飛鳥川」を聞いて頂き
美しい日本の古を感じていただけたら。。。

そして、皆様と共に
山の辺の道 いっしょに歩きましょう。（永井裕子）